K2ストーンは、パキスタン北部のカラコルム山脈の「K2」というところからのみ産出するパワーストーンです。
灰色がベースになった石に、青色がまだらな斑点模様に共存している神秘的な天然石です。
ベースの灰色部分はグラナイトで青色部分はアズライトとなっています。
アズライトはマラカイトと共生する事がある事が知られていますが、グラナイトと共生する事は稀で、k2でのみでしかこのように共生した石が採れない事から奇跡の石と言われています。
K2ストーンのデータ
| 英名 | Azurite in Granite |
|---|---|
| 和名 | 藍銅鉱（らんどうこう） |
| 主な産地 | パキスタン（カラコルム山脈） |
| モース硬度 | 3 |
| 比重 | 3.8 |
| 色 | 灰色～青色 |
k2について
k2はパキスタン・インド・中国の国境付近に位置するカラコルム山脈にある山を指します。
標高は8,848mでエベレストに次いで世界2位の高さを持つ山です。
人里離れた奥地にある山のため世界2位の標高を持つにも関わらず存在を知られる事がほとんどなく、また驚くべき事に呼び名さえも無い山でした。
その後正式な測量が始まり、測量番号ごとにカラコルム山脈の頭文字のkを取って順番にk1,k2,k3...と呼ばれたものが正式な山名として残ったものです。
なお標高はエベレストに1位を譲るk2ですが、登頂の難易度はエベレストを超えると言われています。
エベレストを超える厳しい気象条件やとても厳しい登山ルートが登頂を困難なものにしているそうです。
実際にk2の登頂に成功した人数は世界でも300人程度。
対してエベレストについては5000人以上が成功しているという事実を踏まえると、k2が如何に危険で急峻な峰であるかを物語っています。
このような厳しく、危険な環境下でしかk2ストーンは採掘できないため流通量が限られてしまうのは当然の事となります。
まさしく奇跡の石と呼ぶにふさわしいパワーストーンです。
k2ストーンの流通名について
k2ストーンについては流通名が複数用いられています。
さらに日本国内と海外でも流通名が異なり複数の名称で呼ばれています。
どれも同じ石を指す流通名ですが、扱う業者によって呼び名が異なりますのでこれらは覚えておいて損はないでしょう。
*日本国内でよく使用される流通名*
K2ブルー
K2アズライト
*海外でよく使用される流通名*
K2ストーン
K2グラナイト
K2ブルーグラナイト
アズライトイングラナイト
アズライトとグラナイトについて
アズライト（藍銅鉱＝らんどうこう）はディープブルーのストーンです。
マラカイトと同じグループに類し、同じ化学構造を持っています。
あまりにも美しいその青色に魅せられる人が多いとても人気のストーンです。
グラナイト（花崗岩＝かこうがん）は御影石（みかげいし）とも呼ばれる岩石です。
石材としても用いられる事で良く知られている岩石です。
K2ストーンはこれら2つが融合したストーンで、ベースの灰色部分はグラナイト、青色部分はアズライトとなっています。
これらの混ざり具合には2つとして同じ物はなく、全てがとても個性的な模様を持っています。
ブルーの濃淡や模様の入り方にこだわってじっくりと選んでみるのもまたk2ストーンの楽しさと魅力と言えます。
K2ストーンのヒーリング効果
・安らぎをもたらし安眠を助けます
・精神を落ち着けマイナスのエネルギーを浄化します
・穏やかさと包容力をもたらします
・ストレスを軽減してくれます
・明晰な判断力を得られます
・直観力を向上させます
・創造性や独創性などの才能を伸ばします
K2ストーンはこんな時におすすめ
k2ストーンは世界的に有名なヘブン＆アース社の代表であるロバート・シモンズ氏をもってして「最強のヒーリングストーン」と言わしめたヒーリングストーンです。
癒しの効果は絶大で他の石を凌駕するパワーがあります。
睡眠による回復がうまくとれていない時や、精神がギスギスしてきていると感じた時におすすめです。
一緒に身に着けるとさらにパワーが高まる石
