パワーストーンの豆知識を仕入れませんか?
ラブラドライト(曹灰長石)
ラブラドライトは独自の遊色効果・ラブラドレッセンスが特徴の天然石です。
その幻想的な輝きは蝶の羽やオーロラ、銀河の瞬きなど様々なものに形容され多くのストーンファンを魅了しています。
太陽と月の陰陽バランスの取れたエネルギーを持つとされ、感情を整え安定した精神と深い癒しをもたらすとされています。
ラブラドライトのデータ
英名 | Labradorite |
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和名 | 曹灰長石(そうかいちょうせき) |
主な産地 | カナダ、マダガスカル、フィンランドなど |
モース硬度 | 6~6.5 |
比重 | 2.6~2.7 |
色 | 透明~灰色、黒色、青色、黄色~オレンジ色、ピンク色など |
ラブラドライトとは
ラブラドライトは1770年にカナダのラブラドル沿岸セント・ポール島で発見され、その名が付けられました。
ラブラドライトはもともと白色で不透明か黄色で透明なものが一般的とされていましたが、幻想的な遊色効果を持つラブラドライトが発見されてからはその美しさに世界中が注目し、現在ではラブラドライトというと灰~黒色の地に遊色効果を持つものを指すようになりました。
ラブラドライト独自の輝きはマグネタイトなどの屈折率の異なる金属鉱物を含む薄い層が規則正しく重なって光の分散と反射が干渉することにより生み出され、この光学効果を「ラブラドレッセンス」または「ラブラドル効果」と呼びます。
ラブラドレッセンスは青色や黄色、ピンク色などカラーバリエーション豊富ですが、一般的には鮮やかで濃い青色の輝きを持つものほど良質であるとされています。
特にフィンランドのユレマで産出されるラブラドライトは、光を当てると非常に明るく鮮やかなラブラドレッセンスが見られることから希少価値が高いとされ「スペクトロライト」という別称で流通しています。
ラブラドライトは同じ長石グループのムーンストーンとサンストーンの中間のようなニュートラルなエネルギーを持ち、「月と太陽の象徴」の石とも呼ばれています。
神経を研ぎ澄まし、眠れる潜在能力を引き出して自信を回復させてくれるとされています。
また落ち込みや怒り、ストレスなどの抑圧されたマイナスエネルギーや抑圧された感情を解き放ち、深い癒しと平静な精神をもたらすとされます。
ラブライドライトは魂の悟りや人生の意味を探す手助けし、願いを叶え成功をもたらすといわれています。
新しいことに挑戦しようとする場合には勇気と諦めずにやり抜く力を授けてくれるとされ、自分に合うよう環境を整えてくれる効果も期待できます。
ラブラドライトは硬度が6~6.5とあまり高くなく一方向に割れやすいへき開性を持つため、取り扱いの際には衝撃を与えないように注意しましょう。
ラブラドライトのヒーリング効果
・抑圧された感情を解放する
・安定した精神をもたらす
・深い癒しをもたらす
・潜在能力の開花
・視野を広げ固定概念を取り払う
・直観力、想像力を高める
・自信を与えてやる気と行動力を引き出す
ラブラドライトはこんな時におすすめ
深い癒しで抑圧された精神を解放し平静をもたらす効果があるので、落ち込みやすかったり怒りやすいなど感情の起伏を安定させたいと考えている方におすすめです。
また、ラブラドライトは自分自身に変化をもたらすだけでなく、周りの環境を整えてくれる効果もあるとされていますので、新しいことを始めようと考えている方には心強いサポートが期待できます。