パワーストーンの豆知識を仕入れませんか?
アクアマリン(藍柱石)
アクアマリンってどんなもの?
3月の誕生石として知られるアクアマリンは美しいブルーが特徴の天然石です。
その色味は名前が表す通り海のような青い色味をしています。
無色に近い色味のものもありますが高品質なものになるほどブルーの色味が濃くなります。
その美しい色合いには男女を問わず魅了される人が多く、人気の高いパワーストーンです。
体に不調がある時や、精神的に落ち着きを欠いている時に身に着けると良い効果があるとされています。
アクアマリンのデータ
アクアマリンとは
3月の誕生石として知られた天然石です。
ベリル(緑柱石)の一種のため、エメラルドやモルガナイト、レッドベリルなどと同じグループにあるパワーストーンです。
ベリルは色別に区別され、エメラルドはグリーンベリル、モルガナイトはピンクベリル、赤色のベリルはレッドベリルと別名を持ち、アクアマリンはブルーベリルの別名を持ちます。
アクアマリンは火成岩の一種であるペグマタイト(巨晶花崗岩)の中から見つかり、良質とされているのはブラジル産やパキスタン産が知られています。
アクアマリンの劈開は不明瞭、モース硬度は7.5~8となり十分な硬度がありますのであまり取り扱いに神経質になる必要はありませんが、石自体の内部にあるクラックやインクルージョンに力や衝撃が加わると割れてしまう可能性もある点にご注意下さい。
アクアマリンの原石は例えるなら鉛筆に似たような形の六方晶系の結晶で、結晶表面の条線が光の加減によって色に深みを与え濃淡を際立たせます。
結晶は二色性を持っている為、角度によっては無色に見える事もあるのが大きな特徴です。
「アクアマリン」という名称の語源はラテン語で水の意味のアクアと海の意味のマリナスに由来しています。
由来を聞くまでもなく美しい海を連想してしまいますが、やはり海にまつわる言い伝えや神話が伝わっています。
代表的なのは、古代ローマの漁夫たちが海難防止と豊漁のお守りにしていたという言い伝え、海の精の宝物が海底から浜辺に打ち合げられて宝石になったとされているという言い伝えが良くしられています。
こうしてアクアマリンを眺めていると言い伝えの情景が目に浮かんでくるようです。
長年の時を経て、今私たちも古代の人々と同様にアクアマリンを手にしているのはロマンと神秘を感じますね。
また夫婦愛を高め、恋人同士のすれ違いを無くすとされています。
仲違いしてしまった相手との仲直りを促し、平和や安寧をもたらしてくれます。加えて子宝にも恵まれるとされています。
このように幸せな結婚を象徴する事から、アクアマリンは結婚や出産の贈り物におすすめです。
アクアマリンのヒーリング効果
海にまつわる言い伝えやエピソードが豊富なアクアマリンですが、海の旅を安全なものにするとされています。
船で巡る旅行や、船でのお仕事、マリンバカンスでのお守りとして一つは持っておきたいストーンです。
もちろん海以外の旅行でも不慮の事故などから身を守ってくれる事でしょう。
さらにアクアマリンは体調面と精神面でのサポートをしてくれるとされています。
その効果としては
・のどの不調を整える。
・免疫力を高める
・視力回復に作用する
・リンパ腺、リンパ管の不調を整える
などの多岐に渡ります。
精神面では
・ネガティブな感情を排し、ポジティブな感情をもたらす
・冷静且つ知的な判断力のサポートをする
・直観力を高め、現実的な成果に繋げる
・現状に立ち向かう勇気を引き出す
・穏やかさと包容力をもたらす
・インスピレーションを高め、創造的な力を発揮する
・オンリーワンの技能を伸ばす
とされ凄いパワーを秘めている事が分かります。
過去の文献には歯の治療に用いられたという記録もあるそうで、どの様に治療に用いていたかの興味は尽きませんが遥か昔より愛され、珍重されてきた事が良く分かるエピソードです。
アクアマリンはこんな時におすすめ
体に不調があり、免疫力が低下していると感じる時アクアマリンを身に着けると特に良いとされています。
免疫力を高める効果があるとされていますので不調を感じた時に活躍する事でしょう。