エンジェライトは天使のような優しい色合いが可愛らしいパワーストーンです。そのイメージどおり穏やかな波動を持ち、エンジェライトは持ち主の愛情を深め安らぎをもたらすとされています。今回はそんなエンジェライトについて詳しく解説していきます。
エンジェライトは淡い青色が特徴の石です。その穏やかで優しい色合いや、エンジェライトの原石が天使の羽のように見えることからギリシャ語の「angelos(天使)」からその名が付けられました。
エンジェライトは南米ペルーのナスカ地方で主に産出され、大昔には豊作を願うお守りとして人々から大切に扱われてきたといわれています。1989年頃になるとジュエリーとして市場に出回るようになり、品質と供給が安定していることや加工のしやすさから現在でもアクセサリーに用いられ人気のある石です。
また、エンジェライトに近い仲間としてセレスタイトがあります。セレスタイトも空のような青色が特徴的な石ですが、エンジェライトもセレスタイトも同じストロンチウムという成分によって美しい青色が生み出されています。セレスタイトは透明度があるのに対し、エンジェライトはアンハイドライト(硬石膏)の一種で透明度はなく真珠のような光沢感があるのが特徴です。
エンジェライトはアクセサリーとして人気のある石ですが、硬度が3.5と柔らかく一定方向に割れやすい性質を持つため取り扱いには注意が必要です。また、水や塩分にも弱いので流水や塩を使った浄化は避けるようにしましょう。
エンジェライトは優しい色合いが天使を連想させるように、慈愛や平和という意味を持つ石だといわれています。エンジェライトの持つ愛には「許し」というキーワードが非常に重要で、相手の欠点や合わないと感じる部分もその人の個性として受け止めて、深い愛で包み込む寛容な精神を与えてくれるとされています。この効果は内的な感情にも有効で、後悔の念に囚われていたり自己肯定感が低くクヨクヨしがちな人には自分自身を許し愛するよう働きかけます。
エンジェライトはインスピレーションを高めて天界からのメッセージを受け取りやすくするといわれています。それは自分自身を変えるきっかけや幸せを掴むチャンスを敏感に察知する能力であり、エンジェライトと共に瞑想することによってこのインスピレーションの感度を高めていくことができるとされています。
このほかにもパートナー同士でエンジェライトを持つとお互いの心の声が伝わるようになるともいわれており、このことから夫婦間の愛を深める石としても知られています。いつまでも夫婦で寄り添っていきたいという方や、遠距離恋愛で離れていてもパートナーと繋がっていたいと願う方に特にオススメしたい石です。
また、エンジェライトは癒し効果が高くセレスタイトと効果も似ているとされています。セレスタイトはアクセサリーに加工されることはほとんどないため、同様の癒し効果を肌に身につけて感じたいという方はエンジェライトを選ぶと良いでしょう。
【ラピスラズリ】
ラピスラズリは太古の昔より聖石と崇められた歴史のある石です。非常に高い霊性を持ち、邪気を払い幸福を運んでくれるとされています。また精神のバランスを整えて知性や直感力、判断力を高めてくれるといわれておりトラブル回避のお守りとしても有効です。
【ローズクォーツ】
ローズクォーツは美と愛と優しさの象徴とされ、女性性を高めて内面を輝かせることで恋愛を成就させるといわれています。癒しの効果も高く、自分を愛し自己肯定することでマイナスの感情から精神を開放するとされています。自然体で相手にもおおらかな気持ちで接することができるため、対人関係においても良い効果が期待できます。
【セラフィナイト】
セラフィナイトの正式な名称はクリノクロアといいます。森林を思わせる深い緑色が特徴で、不安やイライラを取り除き優しいエネルギーで持ち主の精神を癒すとされています。またリラックスした気持ちでコミュニケーションがとれるため、人間関係を円滑にする効果も期待できます。