英名	Garnet
和名	柘榴石（ざくろいし）
主な産地	インド、アメリカなど
モース硬度	7～7.5
比重	3.95～4.25（個体により異なる）
色	暗褐色～赤褐色

ガーネットとは

ガーネットは治療薬として用いられた最も古い宝石だと言われています。
強い活性作用があり、心身が弱っているときに身に着けると力があふれてくるとされ、また血液の循環等も良くして体内の毒素を排除する力があるとも言われています。

精神面では感情面のコントロールを高めるとされ、他者に対する怒りや自分に対する怒りの両方を浄化します。
このように肉体面と精神面への作用を生かし、古くから持ち主の危険を察知するお守りとして用いられてきました。
古代エジプト、ギリシャ、ローマで宝飾品として愛されていた他、ノアの方舟の伝説では、この石を明かり代わりに吊り下げたと言われた歴史のある石です。

ガーネットには数多くの色があり、それぞれ名前が違います。
グリーンガーネット（ツァボライト）やオレンジガーネット（ヘソナイト）が良く知られた所ですね。

上記以外の種類としては

マリガーネット
マラヤガーネット
パイロープガーネット
カラーチェンジガーネット
アルマンダインガーネット
スペサルタイトガーネット
デマントイドガーネット
ロードライトガーネット
アンドラダイトガーネット
グロッシュラーライトガーネット

などがあります。
本当に多数の種類がありますね。
それもその筈、「ガーネット」とは一つの鉱物名だけを指すのではなく、類似した仲間をも含む鉱物を総称したグループ名なのです。
だからこそ〇〇ガーネットと呼ばれる石が多数あるのです。