アゲート(メノウ・瑪瑙)

アゲートってどんなもの?

アゲートってどんなもの?

アゲートは和名を瑪瑙というこの石は仏教に置いても珍重された、私たちにとって非常に馴染み深い石です。
天然石の中では珍しく染色される事で美術的価値が高まるパワーストーンで、色とりどりのアゲートスライスが染色アゲートの代表的な例です。

通常、天然石においては人口的な処理を嫌い、石が持つパワーや価値の低下を避けたい所ですが、アゲートについては染色のような加工がされても石本来のパワーが落ちる事がなく逆にパワーが増すとも言われています。
また、染色処理とは別にアゲートには多様な種類が存在し、様々な色味を持つアゲートの仲間がいる事でも知られています。
そのスピリチュアルな模様に魅了され、段違いに熱烈な愛好家が多数いる事でも良く知られているパワーストーンです。

アゲートのデータ

アゲート
英名 Agate
和名 瑪瑙(めのう)
主な産地 ブラジル、インド、アメリカなど
モース硬度 6.5~7
比重 2.57~2.64
染色された美術品を含め大変多様な色が存在します

アゲートとは

古くからアクセサリーやお守りに利用された鉱物で、古代のエジプトやギリシャ、ローマ、アフリカ、中東など、幅広い地域で愛されてきました。
名前の由来はイタリアのシチリア島で多く発見された経緯にちなみ、シチリア島にある「アカテス川」の名前が時を経て「アケート」に変化し、最終的に「アゲート」になったと言われています。

また和名についてはご存知の方も多いかもしれませんが、アゲートの模様が馬の脳のように見えた事から瑪瑙(めのう)と名付けられました。和名の方は漢字がその成り立ちを表しているのでとても想像しやすいですね。
アゲートスライスを眺めているとまさに馬の脳のように見えその由来に納得ができます。
アゲートスライスに代表されるように、アゲートは着色処理が可能で赤、緑、青、黄、黒など、様々な色に着色される事があります。
その染まり方は大変に美しく、熱烈なコレクターが多数いる事も頷けます。
また染色により石本来のパワーがさらにアップし魅力を増す天然石はアゲートだけとも言えます。

アゲートはカルセドニーの変種で、染色がされていなくともそれぞれの種類に多様な色があります。
ざっと仲間を挙げてみてもオニキス(黒)、サードニクス(橙色)、ブルーアゲート(青)、グリーンアゲート(緑)、イエローアゲート(黄)、ブルーレースアゲート(縞青)、モスアゲート(縞緑)、天眼石(縞黒)、カーネリアン(橙色)、ジャスパー(多様な縞)などとても多くの特徴と色合いを持っています。

さらにはアゲートを組み合わせるとペアになっているペアアゲートは龍穴を生み出すとされ、風水的にも良いとされています。
アゲートは古来より日本やインドやチベットなどで魔よけやお守りとされてきました。
失敗や不幸を遠ざけ、勇気を与え、金運や仕事運、成功運とも結び付けてくれるとされています。またいざこざを排し、家庭円満、安産のお守りともされています。
持ち主の精神を高め円熟なものにし、行動力も与えてくれるといわれています。
心の痛みを癒してくれるなどスピリチュアルな一面も持ち併せたオールマイティな石です。


アゲート

アゲートのヒーリング効果

古くは毒蜘蛛やサソリの毒を消す力があると伝えられ、人体においては血管の衰えを改善して皮膚病などを防ぐ力があるとされています。
また農業においては豊作をもたらし、富や財、健康と長寿をもたらす力があると言われています。
家庭円満の効果や、対人関係をスムーズにする力があるとされています。

他には

・心身の乱れを調整し本来の自分を取り戻すのを助けます
・精神を落ち着かせ、リラックスした気持ちにさせてくれます
・ストレスを軽減してくれます
・ポジティブな思考を促し、対人関係をスムーズにします

このように体調面への効果が期待される石です。
ペアアゲートなどに姿形が変わるとその効果もまた変化し、風水開運的な効果が表れるなど世界中の人が愛してやまない、大変縁起が良い魅力的なストーンです。


 一緒に身に着けるとさらにパワーが高まる石

ガーデンクォーツ

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水晶

【水晶】
心身の強化と安定を高めます。

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