アズライトは霊性に強く働きかけるパワーストーンです。
古来から絵の具として愛されてきた美しい青色=アズールブルーの色味を持っています。明晰性を高めて重大な判断の助けとなってくれるので、「事業においての決断」や「人生上の分岐点」において力を与えてくれます。
また、眠れる予言者と呼ばれたエドガー・ケイシーはアズライトに「喋る石」との評価を与えています。
エドガー・ケイシーは一体なぜアズライトに「喋る石」と名付けたのでしょうか?
アズライトは古来から絵の具の顔料として使われてきた鉱物で、日本画を中心に多く使用されてきた歴史があります。
顔料として使われてきた鉱物は他にラピスラズリやマラカイトなどが知られていますね。
アズライトはマラカイトと混ざって産出される事が多い為に、マラカイトカラーが混ざっていない純粋なアズールブルーは、マラカイトだけから取れた顔料の10倍以上の価値があったという事です。
日本では「紺青」「群青」とも呼ばれる美しいブルーで、その色を思い浮かべるとその価値が納得できるというものです。
なおアズライトはマラカイトと同じグループにある為、ブルーマラカイトと呼ばれる事もあり、アズライトの名前の由来はペルシャ語で「青」を意味する「ラジュワルド」から名付けられたという事です。
そしてフランスのチェシー産のアズライトは「チェシーライト」の別名を持っています。
アズライトはインスピレーションに働きかけるパワーストーンです。
直感力と明晰性を高めて、未来に対する正しい判断力の手助けをしてくれます。
重大な決断を必要とする場面において身に着けているとその恩恵を受ける事ができるでしょう。
アズライトは原石が脆く研磨加工が難しいため、ブレスレットに代表される加工品のほとんどは樹脂と共に固められているのが一般的です。
非常に脆い石なので、水や太陽光に長時間さらさぬ様注意が必要です。
太陽光は褪色を進行させ、粗塩での浄化は石表面を傷つける可能性があります。
そのため、月光浴やクラスター、トレジャーメノウ、ホワイトセージの煙による浄化をおすすめします。
アズライトには驚くような特徴があります。
アズライトは空気中の水分に反応して、マラカイトに変化してしまう特性を持っているのです!
そのため本来ブルーだった筈のアズライトが、ブルー(アズライト)とグリーン(マラカイト)の混ざり合ったアズロマラカイトになったり、グリーンのマラカイトへ変化してしまうのです。
史実においても、アズライトを使って描いた絵画の色味が変化してしまい、ブルーだったはずの空の部分が時とともにグリーンの空になってしまった、という例があるそうです。
しかし、マラカイトがアズライトへ変化する事はありません。
あくまでアズライトだけが変化をしてしまうのです。
だからアズライトだけが希少となり、価値が高まるのは必然なのです。
「眠れる予言者」と呼ばれるエドガー・ケイシー(1877年-1945年)をご存知でしょうか。
エドガー・ケイシーは自らを催眠状態において病気に悩む人の診断や予言、過去の霊視、人々の相談や質問に答えるなどの能力を発揮した人物です。
催眠状態になったエドガー・ケイシーは病の元となっている患部や病状を正確に言い当てました。
エドガー・ケイシー自身は医療知識の無い人物でしたが、催眠状態にある時は自分さえ知らない医療用語を用いて病気の治療に当たったそうです。
この行為はリーディングと呼ばれていました。
また、エドガー・ケイシーはアズライトを「喋る石」と呼びました。
エドガー・ケイシー曰く、
「アズライトに耳を傾ける事でアズライトの声を聞く事ができるようになる。」
と語ったという事です。
体験談や逸話を調べてみると、
・アズライトとの同調によってアズライトからの語りかけを理解した人
・知りたかった事の答えが突如頭に浮かびあがり、その答えは本当に一致していた
などという話がありました。
まさに「喋る石」を表すエピソードです。
あなたもアズライトを手にする事でこのような「語りかけ」と、「インスピレーション」が与えられるかもしれません。
・身体をリラックスさせる
・直感力と明晰性を高める
・潜在能力を開花する
・予知夢を見やすくする
・表現力や創造力を高める
何か迷いがあるような状態、不安要素、物事を決めかねている場面におすすめです。
アズライトはインスピレーションを与え、頭脳をクリアにして最善の結果を引き寄せてくれるでしょう。
また、この美しいブルーは大いなる癒しと深い愛情の心を与えてくれます。